南部鉄瓶 18型千鳥亀甲 1.8L 岩鋳
岩鋳の職人 伝統工芸士作の伝統的技法の手作りの鉄瓶です。
胴よりも尻の直径が小さい形。
日本の美徳「わび・さび」を感じさせる落ち着いた深みのある錆色。
伝統的な六角形の亀甲文様は、その名の通り亀の甲羅の形に由来しています。長寿の象徴が「鶴亀」であり、人気の吉祥文様です。この文様により、鉄瓶が肉厚になり、保温効果が増すという先人の卓抜な知恵と緻密なデザインが今も受け継がれています。
取っ手のツルは、ねじりが特徴的な、ひねりつる。
フタの摘みは、虫食いの細工が施されています。虫食いは枯れた風情を醸し出し、華やかさだけでない日本人特有の奥深い豊かさを感じさせてくれます。
作者について
四代目「清末」藤原慎一、三代目「清茂」八重樫亮の2名の伝統工芸士にて伝統技法の焼型鉄瓶を製作しています。そのため、南部鉄瓶に刻印される銘が作者により、「清末」または「清茂」となります事をご了承ください。なお、作者指定での受注には対応いたしかねます。
【サイズ】20.5×18×H21.5cm 2kg
【容 量】1.8L
【製造元】岩鋳
【生産地】日本(岩手県)
【備 考】
●IH調理器使用について ~本品鉄瓶(焼型・手作り)の場合~
鉄瓶の肉厚を薄く作っておりますので、ハイパワーの200VのIH調理器をご使用した場合、急激な温度上昇により変形したり、割れたりする場合があります。IH調理器をご使用する場合は、とろ火や弱火でのご使用をおすすめ致します。
●鉄瓶は内側にホーロー加工を施しておりません。サビを防ぐため釜焼により酸化被膜をつけています。鉄瓶で沸かしたお湯は「お湯がまろやかなになる」と言われ昔から茶人をはじめお茶愛好家にも大変好まれております。沸かしたお湯には身体に吸収されやすい二価鉄を含んだ鉄分が溶出し自然な形で摂取でき、又、水道水に含まれる塩素を除去する働きもあり、健康の面からも人気です。